20代の感染、「第2波」で10倍…無症状者の2割が入院後に重症化

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 和歌山県内で確認された新型コロナウイルスの感染者について、県は2月13日~8月31日発表の230人を分析した結果を公表した。県が独自に6月22日以前を「第1波」、6月23日以降を「第2波」と分類し、第2波は第1波に比べて20歳代の感染者が10倍近くに増えたことが判明。陽性と判明した段階で無症状だった感染者の約2割が入院後に肺炎などを発症し、重症化したことも明らかになった。(岡田英也)

 県によると、第1波の感染者数は63人。年代別では50歳代が20人と最多で、次いで60歳代が9人、40歳代と20歳代が各7人と続いた。死亡は3人で、60歳代、70歳代、80歳以上の各1人だった。

 第2波の感染者数は167人で、第1波の2・7倍に増加。年代別では20歳代が68人と突出し、20歳未満が25人、50歳代が20人と続いた。死亡は80歳以上の1人。

 第2波で20歳代が大幅に増えたことについて、県はクラスター(感染集団)認定された田辺市のダイニングバーのほか、飲み会など若者が集う場で感染が広がるケースが多かったためと分析している。

 感染による症状は、第1波では発熱が86%、肺炎が63%、せきが60%と上位を占めた。これに対し、第2波では発熱が74%、せきが49%、全身倦怠けんたい感が46%と続いたが、味覚異常が43%(第1波は19%)、嗅覚異常が34%(同14%)と高い傾向がみられた。変化した理由はよくわからないという。

 また、感染者のうち、陽性判明時点で無症状のまま、医療機関に入院した52人全員を分析。入院してから退院まで無症状だったのは20人(38%)で、軽症は21人(40%)、死亡や重篤を含む肺炎以上に重症化したのは11人(21%)だった。「当初は無症状でも時間の経過とともに症状が出るケースがあることがわかった」としている。

 感染者が多い都市部では、無症状の場合に自宅やホテルで療養することがあるが、県内では原則入院の対応を取っている。県は「入院後に肺炎になる人もおり、無症状でも放っておくのは危険。軽症でとどまるように病院での手当てが必要」としており、今後も無症状でも入院で病状の悪化に備える方針を続けるという。

無断転載・複製を禁じます
1496024 0 医療・健康 2020/09/23 14:49:00 2020/09/24 16:08:38 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/09/20200923-OYT1I50031-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

アクセスランキング

新着クーポン

NEW
参考画像
入泉料割引
NEW
参考画像
ご利用料金割引
NEW
参考画像
3080円2464円

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)
ページTOP
読売新聞社の運営するサイト
ヨミダス歴史館
ヨミドクター
発言小町
OTEKOMACHI
元気ニッポン!
未来貢献プロジェクト
The Japan News
YOMIURI BRAND STUDIO
美術展ナビ
教育ネットワーク
活字・文化プロジェクト
よみうり報知写真館
読売新聞社からのお知らせ