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「飲み会を科学する」と宣伝、消費者団体が「二日酔い防止と誤解招く」

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「『飲み会』を科学する11種類の成分」と表示されたカンゾコーワ
「『飲み会』を科学する11種類の成分」と表示されたカンゾコーワ

 胃腸薬「キャベジンコーワ」などを手がける「興和」(名古屋市)が販売する清涼飲料水「カンゾコーワ」の広告で、「『飲み会』を科学する」と表示しているのは、二日酔い防止などの効果があるような誤解を招くとして、特定適格消費者団体のNPO法人「消費者支援機構関西」(大阪市)が、同社に表示をやめるよう申し入れていることがわかった。

 同社は機構に対し「商品ラベルなどの変更を検討する」と文書で回答している。

 「カンゾコーワ」は、ドリンク(100ミリ・リットル)と粒状(2粒入り)の2タイプがあり、2018年10月から「清涼飲料水」「栄養補助食品」としてコンビニなどで販売している。肝機能を高めるとされる成分などが含まれているが、厚生労働省が医学的効果を承認した「医薬部外品」には該当しない。

 機構は9月、アルコールの分解効果などがないにもかかわらず、商品ラベルやテレビCMで「『飲み会』を科学する11種類の成分」と表示するのは、景品表示法違反(優良誤認)にあたるとして、表示の差し止めを求めていた。

 興和は今月1日の機構への回答文書で「二日酔いや胃もたれなどの描写を一切行っていない」として同法違反には該当しないと主張。その上で、「指摘を真摯しんしに受け止め、適切な情報を提供できるよう、表示を考慮する」としている。

 興和は取材に対し「適切に対処する」とコメントした。

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1551573 0 医療・健康 2020/10/15 20:58:00 2020/10/15 20:58:00 「『飲み会』を科学する」と表示されたカンゾコーワ https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/10/20201015-OYT1I50076-T.jpg?type=thumbnail

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