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緑内障患者、コーヒー控える必要なし?愛飲者は眼圧低い…京大9千人調査

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 コーヒーをよく飲む人は、あまり飲まない人に比べ、眼球内の圧力(眼圧)が低い傾向があることを、京都大の研究チームが9000人余りのデータで確認したと発表した。論文が6日、米医学専門誌電子版に掲載された。これまではカフェインが眼圧を上げると考えられていたため、眼圧の上昇などが原因となる緑内障の患者はコーヒーを控えがちだったという。

 三宅正裕特定助教(眼科)らは、滋賀県長浜市で住民を対象に健康状態と生活習慣の関連を10年以上調べている「長浜スタディ」のデータを分析した。

 コーヒーを飲む回数と眼圧の関係に着目し、緑内障と診断されたことがない30~80代の男女9418人を、「1日1回未満」から「3回以上」まで四つに分類。年齢や性別などの条件を補正し、それぞれの眼圧(単位はミリ水銀柱)の平均値を算出した。その結果、飲む回数が多い人ほど眼圧が低い傾向があり、3回以上の人は1回未満と比べ0・4低かった。全体の平均値は14・7(正常範囲は10~21)だった。

 三宅特定助教は「主治医と相談してほしいが、緑内障患者は意識してコーヒーを控える必要はなさそうだ」と話す。ただ、今回の研究では、コーヒーに眼圧を下げる効果があるのかは分からないため、緑内障の予防や治療目的で飲むことは勧められないとしている。

 中沢徹・東北大教授(眼科)の話「生活習慣と緑内障の関連を調べる研究が国際的に盛んになっている。どんな食べ物や飲み物が症状に影響するのか心配する患者は少なくないので、助言の参考になる」

 ◆緑内障=眼圧の上昇などで視神経が傷つき、視野が欠ける病気。視力が低下したり失明したりする場合もある。国内では40歳以上の20人に1人が発症しているとされ、眼圧が正常範囲で発症する患者も多い。

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1610797 0 医療・健康 2020/11/08 15:33:00 2020/11/08 15:55:30

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