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手足口病は減ったけど「梅毒」増加…秋田の医療機関、患者のパートナー8割が性風俗店利用

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 秋田県内で今年、「手足口病」や「ヘルパンギーナ」といったウイルス性の夏風邪が激減していたことが県のまとめでわかった。マスク着用や手洗いなどの新型コロナウイルス感染予防が奏功したとみられ、県は、インフルエンザが流行する冬場にかけて「引き続き対策を徹底してほしい」と呼びかけている。

 県保健・疾病対策課によると、手足口病は発熱とともに口内や手足に発疹が出る。ヘルパンギーナは乳幼児が主に発症し、発熱や喉の痛みが生じる。どちらも夏に流行するが、今年はピークが見られなかった。

 手足口病は第45週(11月2~8日)現在、県内で定点観測している35医療機関で確認されたのは280人で、流行した昨年の2373人から大きく減った。ヘルパンギーナも31人(昨年557人)にとどまる。秋から冬にかけて流行し、せきや発熱などの症状が出る「RSウイルス感染症」は58人(昨年1035人)と、17週連続で感染者が出ていない。

 これらの感染症は、患者の唾液などに含まれるウイルスが、手や指を介して口や鼻から侵入することで発症する。同課の担当者は、マスクや手指消毒など新型コロナ対策が進んだことで「他のウイルスも抑えられたのではないか」と話した。

 冬場はインフルエンザと新型コロナの同時流行が懸念される。同課は、加湿器の利用などによる湿度の維持や定期的な室内の換気、希望者には早めのインフルエンザ予防接種などを呼びかけている。

 一方、性感染症の「梅毒」の患者は急増している。今年の患者数(8日現在)は前年(28人)の2倍以上の70人で、統計が残る2006年以降の最多を更新した。

 県保健・疾病対策課のまとめによると、内訳は男性49人、女性21人。年代別では40歳代が17人と最多で、30歳代と50歳代が各13人で続いた。医療機関からの情報によると、性風俗店の従業員や利用者の間で感染が広まっている可能性が高く、利用者の恋人や配偶者に感染したケースもみられるという。

 秋田市八橋三和町の「かおりレディスクリニック」では、梅毒の患者のうち恋人や配偶者などが性風俗店を利用していた患者が8割に上り、首都圏など県外の店を利用したケースが多かったという。工藤香里院長は「パートナーを介して知らぬ間に感染している場合もある」と指摘。県は「感染の心当たりがある人は速やかに医療機関を受診してほしい」と注意を呼びかけている。

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1631869 0 医療・健康 2020/11/17 08:58:00 2020/11/17 09:55:21

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