米政府、ワクチンを24時間以内に各地に出荷…医療関係者から接種
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【ワシントン=船越翔】米食品医薬品局(FDA)は11日、米製薬大手ファイザーの新型コロナワクチンに緊急使用許可を出した。米政府は24時間以内にワクチンを全米各地に出荷する。近く医療関係者らへの接種が始まる見込みだ。
FDAは「接種の利益はリスクを上回る」として16歳以上への緊急使用を承認した。効果の持続期間については「現時点では不明」としている。
米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、米政府はファイザーから来年3月までに1億回分のワクチンの供給を受けることで合意している。感染リスクの高い医療関係者や介護施設入所者らの接種を優先し、ワクチン生産量が増えれば対象者を広げる。日本政府も来年前半に1億2000万回分の供給を受けることが決まっている。
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