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【独自】社会福祉施設の労災死傷者、2年連続1万人超…感染対策で介護現場疲弊

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 特別養護老人ホームなど全国の社会福祉施設で昨年発生した労働災害の死傷者数が2年連続で1万人を超え、過去最多を更新したことが厚生労働省のまとめでわかった。高年齢の職員の増加や、新型コロナウイルス対策に追われる介護現場の疲弊が背景にあるとみられる。

 厚労省がまとめた2020年の速報値によると、社会福祉施設で4日以上の休業を伴う労災の死傷者数は前年比4・4%増の1万484人。19年に初めて1万人を突破した後も、増加傾向に歯止めはかからなかった。

 年代別では、60歳以上が最多の3331人で、全体の31・8%を占めた。50~59歳が2952人(28・2%)で続いた。

 原因別では、利用者を抱き上げてベッドから車いすに移す際、腰痛になるなどの「動作の反動・無理な動作」(3547人)が最多で、「転倒」(3371人)も上位を占めた。

 厚労省では、介護職場の人手不足が深刻で、ベテラン職員が担い手として現場に残るケースが増え、体力が低下した状態で無理をして労災につながると分析している。

 また、介護業界からは、「コロナへの感染防止で対応に追われ、自らも感染リスクの不安を抱えて働く中で、現場が疲弊している」(一般社団法人・日本介護協会)との声も上がっている。

 労災で職場を離れる人が増えれば、人手不足の状況を悪化させかねないとの懸念も強まっている。

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1784058 0 医療・健康 2021/01/20 15:00:00 2021/01/20 16:09:36 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/01/20210120-OYT1I50040-T.jpg?type=thumbnail

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