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区別つきにくい花粉症とコロナ、特徴は「鼻水」にあり…例年との症状の違いにも注目

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 花粉症に悩まされる季節が間もなくやってくる。せきや発熱、倦怠けんたい感といった症状は、新型コロナとも共通のため区別がつきにくく、今年は一層用心する必要がある。コロナ禍における花粉症の注意点は――。(菊池裕之)

 30年以上花粉症に悩まされている横浜市の自営業の女性(51)は、毎年2月上旬頃に発熱して3日間ほど寝込むという。「今年は熱が出たら、保健所に連絡した方がいいのか。免疫が落ちているので、検査のため病院に行ったら別の病気にかかりそう」

 気管支炎も抱え、今年に入り、電車内でせき込んで隣の人に席を3回立たれたという。「花粉の季節には公共交通機関に極力乗らないようにしている」と話す。

 横浜市青葉区でアレルギー科を開設する「あざみ野おさかべクリニック」の刑部義美院長(昭和大学藤が丘病院客員教授)は「新規患者ならかゆみがあるか、毎年の患者なら例年の症状と違うかどうか」を問う。かゆみがなかったり、症状が異なったりしたら、コロナの可能性を疑う必要があるという。

 花粉症の3大症状とされるくしゃみ、鼻水、鼻づまり。花粉症の鼻水は透明でサラサラだが、コロナや風邪など感染症の場合は途中で粘り気が出て黄色っぽくなる。花粉症で鼻が詰まれば嗅覚も落ちる。逆に鼻づまりがないのに嗅覚に異常が出たら、コロナの可能性も。花粉症のこのほかの特徴として〈1〉高熱は出にくい〈2〉晴天時に悪化する〈3〉症状が長く続く――の3点を指摘する。

 かゆいと目や鼻を手でこすりがち。手が清潔でなければ感染リスクが高まるので、「点眼薬や点鼻薬で抑えられることもある。くしゃみも同様で、電車に乗る前、打ち合わせなどの前は、薬で対処した方がいい」。

 悩ましいのは、コロナ対策に欠かせない室内の換気だ。花粉が舞い込むため換気をためらう患者には、「レースのカーテンを閉めたまま換気すれば、多少のフィルター効果がある」と説明するという。空気清浄機も上手に活用したい。

 薬は発症前に使う方が有効性が高く、今年は特に症状を抑える対策が重要。毎年悩まされる人は、早めに受診して準備しておきたい。

      ◇

 神奈川県自然環境保全センター(厚木市)によると、今春飛散するスギ花粉は昨年よりやや多いが、「例年並み」。3月頃から飛び始めるヒノキ花粉については、「例年より少ない」予想だ。

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1821709 0 医療・健康 2021/02/05 07:21:00 2021/02/05 10:07:59

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