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小児がん患者、高校生で高い退学率「学習支援の案内なかった」

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 国立がん研究センターは、小児がん患者の療養生活などに関する初の全国調査の結果を公表した。患者の9割近くが、治療のために、転校や休学、退学を経験していた。高校生は退学の割合が高く、約1割にのぼった。

 調査の対象は、18歳以下でがんと診断された患者で、小児がんを診療する全国の97医療機関の協力を得た。2014、16年に治療を始めた約1000人の患者家族の回答を分析した。

 がんと診断されたとき、小中学校や高校などに在籍していた患者は約半数だった。転校や休学、退学を経験したとの回答は87・5%に上った。小学生と中学生は、転校した人の割合が最も多く、それぞれ81・1%と59・3%だった。一方、高校生は休学が61・3%と最多で、退学した人も8・8%と目立った。

 転校や休学、退学をした患者のうち、院内などに設置された特別支援学級で授業を受けた人は小学生が90・7%、中学生が77・6%などだったのに対し、高校生は19・4%にとどまっていた。

 高校生に休学や退学が多い理由について、同センター中央病院の小川千登世・小児腫瘍科長は「治療前に学習支援についての案内がなかったという高校生が多かった。病院側が、情報を提供する体制を整えていく必要がある」と話している。

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1894222 0 医療・健康 2021/03/08 11:50:00 2021/03/08 12:16:41

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