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「ブランクあり注射に不安」離職中の看護師らに講習会[コロナ最前線 ワクチン]

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 新型コロナウイルスのワクチン接種が、10日から本格化する。政府は1日100万回の目標を掲げており、離職中の潜在看護師らを対象にした研修が各地で行われるなど、打ち手の確保が急ピッチで進む。

上腕の模型を使って、ワクチンの筋肉注射を学ぶ潜在看護師ら(8日、東京都新宿区で)=須藤菜々子撮影
上腕の模型を使って、ワクチンの筋肉注射を学ぶ潜在看護師ら(8日、東京都新宿区で)=須藤菜々子撮影

 東京都新宿区の都看護協会会館で8日に開かれた研修会には約30人が参加。多くは潜在看護師で、上腕の模型に、注射器でワクチンに見立てた水を打っていた。

 病院に勤務していたが、約10年前、結婚を機に退職し、飲食店を営む女性(53)(杉並区)は「ホテルで療養する軽症者への支援も考えたが、長期間は難しい。接種業務なら短期でも参加できる」と語った。

 協会によると、都内で働く看護師は13万人で、ほかに約7万人の潜在看護師がいるとみられる。

復帰看護師ら意欲

 新型コロナウイルスの感染抑え込みに向け、かつてない規模と速度でワクチン接種が進められる。担い手確保が急務で、医療現場から離れている潜在看護師や歯科医師を動員したり、民間企業に医師の確保を依頼したりする自治体もある。

潜在看護師らがワクチン接種について学んだ講習会(4月28日、大阪市城東区で)=宇那木健一撮影
潜在看護師らがワクチン接種について学んだ講習会(4月28日、大阪市城東区で)=宇那木健一撮影

 「注射の仕方なども変わっていたので、参加して良かった」。35年前、勤務先の病院を離れ、今は特別養護老人ホームで働く女性(62)(東京都中野区)は、8日に都内で開かれた潜在看護師ら向けの研修会で、こう話した。

 かつての注射部位をつまんでの接種や、打った後のマッサージは現在、推奨されていない。接種後は副反応に備え、15分以上の経過観察が必要とされる。参加者らは、実技を交えながら最新の筋肉注射を学んだ。

 研修を主催した都看護協会の阿部伸子さん(55)は「接種に協力したくても、ブランクから注射への不安を抱く人は多い」と語った。

 大阪府でも、府看護協会が潜在看護師らへの講習会を開催し、7日までに847人が受講した。8~9割が接種に協力する意向を示しており、府内38市町村に派遣される見込みだ。

 6年前に離職した女性(38)は「子供が幼いので病院に勤めるのは難しいが、短時間の接種業務なら大丈夫。感染収束の一助になりたい」と意気込む。

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2039738 0 医療・健康 2021/05/10 01:58:00 2021/05/10 02:31:24 新型コロナウイルスのワクチン集団接種に向け、模型を使って筋肉注射の接種方法を学ぶ看護師ら(8日午前10時19分、東京都新宿区で)=須藤菜々子撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/05/20210510-OYT1I50005-T.jpg?type=thumbnail

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