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【独自】変異型9割超えて「あっという間に医療逼迫」…20府県で病床使用5割超

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 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、今月11日時点の病床使用率が20府県で「50%以上」となったことが、厚生労働省の集計で分かった。感染力が強く、重症化しやすいとされる変異ウイルスが広がったこともあり、1か月前の6府県から急増。地方でも医療の逼迫ひっぱくが起きつつある。

厚生労働省
厚生労働省

 都道府県が確保した病床のうち患者が使用(入院)している割合を示す病床使用率は、感染状況を分析するために政府が設定した「6指標」の一つ。同省が毎週1回、更新している。

 50%以上は、最も深刻な「ステージ4」の水準で、5月11日時点では大阪と石川がともに82%に上っている。16日から緊急事態宣言が発令される岡山など5県が70%台、13府県が50~60%台だった。

 1か月前の4月13日時点では、50%以上は大阪、兵庫、奈良、和歌山、徳島、沖縄の6府県のみ。当時、国内の1日当たりの新規感染者は4000人前後だったが、その後、都市部を中心に感染者が増え、5月に入ると7000人を超える日も出るなど、全国的に感染者が増えている。

 特に11日までの1週間は病床の逼迫が深刻化しており、緊急事態宣言の発令が決まった広島では、前週(4日)と比べて約20ポイントも増えて57%となった。鹿児島、長崎、福島の3県でも20ポイント以上、悪化している。

 感染拡大の要因は、英国などが由来の変異ウイルスの流行とされる。国立感染症研究所によると、関西では3月、首都圏では4月から従来型との置き換わりが本格化し、5月9日時点では全国の新規感染者の90%以上を占めると推計。政府分科会の尾身茂会長は「(変異ウイルス流行により)感染のスピードが非常に速く、あっという間に医療が逼迫する」と指摘する。

 感染状況が2番目に深刻な「ステージ3」の基準(20%以上)でみても、東京(40%)など24都道県が該当しており、感染の拡大防止と病床確保が課題となっている。

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2054984 0 医療・健康 2021/05/16 05:00:00 2021/05/16 05:10:47 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/05/20210515-OYT1I50123-T.jpg?type=thumbnail

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