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「大学でPCR検査」拡大、早大生も歓迎「対面授業やりやすくなる」

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 新型コロナウイルスの感染が拡大する中、大学などで学生を対象にPCR検査を実施する動きが広がっている。無症状の若者を早期に把握してクラスター(感染集団)の発生を抑え込み、対面授業や部活動を実施していきたい考えだ。政府や自治体も検査を後押ししている。

早大5万人対象

早稲田大学で行われたPCR検査で、検体を採取する学生ら(20日、東京都新宿区で)=大原一郎撮影
早稲田大学で行われたPCR検査で、検体を採取する学生ら(20日、東京都新宿区で)=大原一郎撮影

 学生約5万人が在籍する早稲田大では20日から、東京都内と埼玉県内の4キャンパスで希望者を対象とするPCR検査を開始した。

 早大では昨年度、大半の授業が遠隔授業となった。今年度は授業の7割で対面実施(遠隔との併用含む)を目標としている。この日、検査を受けた創造理工学部4年の女子学生(21)は「これで対面授業もやりやすくなると思う」と歓迎していた。

 この検査は、政府が感染拡大の予兆を早期把握するため、予備費など計約90億円を充てて始めたモニタリング検査に協力したもの。感染拡大が目立つ若者が集まるため、政府は大学に参加を呼びかけていた。大学にも費用負担なしで検査ができるメリットがある。

 自治体も独自の対応に乗り出している。都の独自のモニタリング検査の一環で、都立大では4月下旬から、健康福祉学部の学生ら約300人がPCR検査を受けた。

 山口県は今月11日、県内の高校の生徒と教職員全約4万人を対象に、任意の一斉PCR検査を実施すると発表した。学校を通じて検査キットを配布し、生徒たちは唾液を民間の検査機関に送る。校外での行事の前など、学校が必要と判断した時にも検査を行うという。

 鳥取県は県内の大学・高専計5校で、体調不良を感じた学生がPCR検査を受けられるようにした。

自前でセンター

PCR検査で、唾液を採取する学生たち(5月20日、東京都品川区の東京医療保健大で)
PCR検査で、唾液を採取する学生たち(5月20日、東京都品川区の東京医療保健大で)

 自前で検査センターを設ける大学もある。北里大は相模原市のキャンパスに約1500万円を投じてPCRセンターを設置し、病院実習を行う医学部生らを対象に検査を行っている。今年3月以降、のべ約2800人を検査し、無症状の感染者1人について、実習を切り上げる措置を取った。浅利靖副学長は「実習生への検査で、患者の安全を守ることができる」と話す。

 文部科学省は感染防止策を講じた上で、対面授業の実施を求めているが、大学が行うPCR検査には1回あたり数千円~1万円前後の費用がかかる。日本私立大学団体連合会は今月6日、検査費用などの支援拡充を文科省に要請した。

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2068294 0 医療・健康 2021/05/21 14:29:00 2021/05/21 14:29:00 学内で行われたPCR検査で、検体を採取する早稲田大学の学生ら(5月20日午後0時14分、東京都新宿区で)=大原一郎撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/05/20210521-OYT1I50058-T.jpg?type=thumbnail

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