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大阪「重症病床500床」確保は多難…吉村知事「第5波も」危機感

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会議の場で新たな病床計画への協力を求める吉村知事(9日、大阪府庁で)
会議の場で新たな病床計画への協力を求める吉村知事(9日、大阪府庁で)

 新型コロナウイルスの感染再拡大に備え、大阪府が重症病床500床の確保を目指す増床計画に着手した。治療を終えた患者の転院を円滑に進めるための新組織「転退院サポートセンター」(仮称)も設置する。「第4波」では病床不足で多くの重症者を軽症・中等症病床で診る状況に陥った。二つの取り組みには、これを回避する狙いがあるが、特に重症病床の増床には高いハードルがある。(中田智香子)

最大365床

 府の新たな計画は9日の医療関係団体との会議で示したもの。5月のピーク時に重症者449人に対し、確保できたのは最大365床だったことを踏まえ、重症病床500床、軽症・中等症病床3000床を目標とした。会議で目標には合意したが、達成に向けて課題の指摘も相次いだ。

 特に重症病床は130床余り増やす必要があるが、府内の各医療機関にある集中治療室(ICU)は計500~600床。これまでと同様に重症者をICUで診る方式では、ほとんどをコロナ用に充てる必要があり、通常医療への大きな支障が生じる。

 そこで府は新計画に伴い、ICUのほかに、中等症患者らを診る病床に人工呼吸器を備え、重症化した場合、引き続き治療を継続する方針を提示。こうした病床を持つ病院を「中等症・重症一体型病院」と位置づけ、協力金を支給して各病院に協力を求めるとした。

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2121095 0 医療・健康 2021/06/13 12:20:00 2021/06/13 12:20:00 大阪府新型コロナウイルス感染症対策協議会の冒頭、あいさつする吉村知事(中央)(9日午後6時2分、大阪府庁で)=東直哉撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/06/20210613-OYT1I50053-T.jpg?type=thumbnail

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