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RSウイルスの患者数最多、せき・くしゃみの飛沫から感染…ワクチンや有効な治療薬なし

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 乳幼児に肺炎や気管支炎を起こしやすいRSウイルスの感染拡大が止まらない。国立感染症研究所(感染研)は6日、先月27日までの1週間で、1医療機関あたりの患者数が3・87人だったと発表した。現行方式で公表を始めた2018年以降で最多の19年9月(3・45人)を超えた。

 感染研によると、全国約3000の小児科が報告した1医療機関あたりの患者数は5月中旬以降、増え続けている。地域別では福井の12・96人が最も多く、三重11・88人、山口10・98人、和歌山10・23人が続いた。

 RSウイルスは、患者のせきやくしゃみなどの 飛沫ひまつ や鼻汁などから感染し、幼児期以降は軽い鼻風邪などの症状ですむことが多い。早産児や6か月未満の乳児は重症化しやすく、入院や集中治療室(ICU)での治療が必要になるなど、命に関わるおそれもある。ワクチンや有効な治療薬はなく、マスク着用や手洗いなどの対策が重要だが、乳幼児に徹底させる難しさも指摘されている。

 昭和大小児科の水野克己教授は「RSウイルスは、保育園や幼稚園など集団の中で感染したきょうだいから赤ちゃんにうつるケースも目立つ。子どもに風邪の症状があれば登園を控えることも検討してほしい」と呼びかけている。

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2182809 0 医療・健康 2021/07/06 12:10:00 2021/07/06 12:10:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210706-OYT1I50052-T.jpg?type=thumbnail

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