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オミクロン株の変異、異例の多さ…人体に入り込む「鍵」の性質が30か所以上で変わる

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 国内で初めて確認された新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」は、これまでの変異株と比べても異例といえる変異の多さに特徴がある。専門家は日本でも感染の「第6波」の主体となる可能性を指摘する一方、基本的な感染対策の継続を呼びかけている。

国内初のオミクロン株感染例が出たことについて記者会見する国立感染症研究所の脇田隆字所長(右)ら(30日午後、厚生労働省で)
国内初のオミクロン株感染例が出たことについて記者会見する国立感染症研究所の脇田隆字所長(右)ら(30日午後、厚生労働省で)

 国立感染症研究所によると、オミクロン株には、ウイルス表面の突起部分に30か所以上の変異があった。この突起は「鍵」のようなもので、人間の細胞の側にある「鍵穴」に結合して細胞内に入り込む。変異で鍵の性質が変わると、細胞内に侵入しやすくなったり、ワクチンで作られる「中和抗体」の働きを弱めたりすることがある。

 オミクロン株は、従来の変異株と比べて突起部分の変異が数倍多い。感染力が高い英国由来のアルファ株や、インド由来のデルタ株などにも見られた変異も併せ持つ。専門家は、今夏の第5波で猛威を振るったデルタ株以上に感染力が強まったり、ワクチンや治療薬の効き目が弱まったりすることを懸念している。

 ただ、従来のワクチンの効果への影響など、変異によるウイルスの性質の変化が明らかになるには、まだ時間がかかる見込みだ。30日に厚生労働省で記者会見した脇田隆字・国立感染症研究所長は「年末に向けて気温が下がり、人の移動や接触機会も増えるため、再度感染拡大が起きる想定はしなければいけない。現状ではオミクロン株の情報を収集しつつ、3密の回避など基本的な感染対策を行っていくべきだ」と述べた。

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2560587 0 医療・健康 2021/11/30 21:45:00 2021/12/01 23:32:53 国内初のオミクロン株感染例が出たことについて記者会見する国立感染症研究所の脇田隆字所長(右)ら(30日午後、厚生労働省で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/11/20211130-OYT1I50126-T.jpg?type=thumbnail

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