ワクチン2回接種でも…7%が抗体基準に届かず、「ブレイクスルー感染」も拡大

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 大阪府泉佐野市が開設した新型コロナウイルスワクチンの「抗体量検査センター」で検査を受けた人のうち、抗体量が基準に達していなかった人が約7%に上ることがわかった。ワクチンの効力が十分発揮されていない人が一定数いることから、市は「接種済みでも油断しないで」と感染対策徹底を改めて呼びかけるとともに、3回目を終えた市民に5000円分の地域ポイントを付与する制度を導入して接種を促す。(北口節子)

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泉佐野市が開設した「抗体量検査センター」。手前は、検査を受けた人に送られる結果の見本(泉佐野市で)
泉佐野市が開設した「抗体量検査センター」。手前は、検査を受けた人に送られる結果の見本(泉佐野市で)

 同センターでの検査は、2回接種後14日以上経過した人を対象に、血液を採取して抗体量の変化を調べるもの。約1週間で結果が判明し、受検者には抗体量や基準値を記した文書を送付。泉佐野市民は1回に限って無料で、市外在住者は1万1000円で受けられる。市によると、11月20日までに検査を受けた740人のうち53人の抗体量が基準に達していなかったという。

 接種しても感染してしまう「ブレイクスルー感染」は府内でも広がっており、府によると、60歳以上の新規感染者のうち、2回接種後14日以後に陽性となった人は54・1%に上るという。

 こうした状況を受け泉佐野市では、3回接種した市民に対し、市内の飲食店など計約180店で現金代わりに使える地域ポイント「さのぽ」を特典として付与することとした。これまで一度も受けていない市民も含め、3回目接種を積極的に検討してもらう考えだ。

 付与対象者は3万人を見込んでおり、千代松大耕市長は「抗体をしっかりと持ってもらい、感染拡大の『第6波』に備えたい」と話している。

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2571834 0 医療・健康 2021/12/05 14:27:00 2021/12/05 14:27:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/12/20211203-OYT1I50151-T.jpg?type=thumbnail

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