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厚生労働省の専門家部会は24日、米製薬大手メルクが開発した新型コロナウイルス感染症の飲み薬「モルヌピラビル」の特例承認を了承した。厚労省は24日にも特例承認する。軽症者に使える国内初の飲み薬で、「オミクロン株」に対しても効果が期待される。政府は160万回分を確保しており、週末にも20万回分の配送を始める。

軽症・中等症が対象で、海外の臨床試験では入院・死亡リスクを約30%下げる効果が確認された。
国内で承認されている軽症・中等症用の治療薬は2製品あるが、いずれも医療機関で点滴や注射で投与する必要がある。飲み薬は自宅での早期治療も容易となり、入院する人を減らすことで病床逼迫も防ぐことが期待される。