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厚生労働省は21日、5~11歳向けの米ファイザー製新型コロナウイルスワクチンの製造販売を特例承認した。26日に開かれる同省の専門家会議での審議を経て、公費で行う「臨時接種」に位置づける見通しだ。

5~11歳向けワクチンは、現在使われている12歳以上用とは別製品になる。成分量を12歳以上用の3分の1に減らし、3週間間隔で2回接種する。同社の海外での臨床試験では、90・7%の発症予防効果が確認された。政府は2月に子ども用ワクチンを輸入し、3月にも対象となる715万人への接種を始める方針だ。
また、同省は中外製薬が開発した関節リウマチの点滴薬「アクテムラ」を、新型コロナによる肺炎の治療に使用することも承認した。