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大幸薬品は除菌製品「クレベリン」シリーズの6商品について、室内空間に浮遊するウイルスや菌の除去に効果があるとした広告表示が景品表示法に違反していたと認め、ホームページ上で公表した。同社は「実際のものよりも著しく優良であると示していた。多大なご迷惑をおかけし、深くおわび申し上げます」とコメントした。

消費者庁は今年1月、クレベリンシリーズ4商品について、「空間に浮遊するウイルスや菌を除去」などとうたった広告表示には根拠がないとして、表示の取りやめなどを命じる措置命令を出した。4月には別の2商品についても同様に命じていた。
同社は今月3日、ホームページに見解を公表した。それによると、消費者庁の求めに応じて資料を提出したが、「表示の裏付けとなる合理的な根拠とは認められなかった」という。
同社は今後、表示の内容を改善していく。広報担当者は読売新聞の取材に対し、「表現は行きすぎていたが、商品そのものには問題がなく、利用者からの返品は受け付けない」としている。