厚生労働省は27日、海外で急増している原因不明の子どもの急性肝炎について、当てはまる可能性がある入院患者が新たに7人報告されたと発表した。国内の報告は計31人となった。
厚生労働省 厚労省によると、31人のうち新たに2人から新型コロナウイルスが検出され、計4人となった。国立感染症研究所の斎藤智也・感染症危機管理研究センター長は、「現段階で肝炎との関連性について言えることはない」としている。
欧州疾病予防管理センター(ECDC)の19日時点の集計によると、原因不明の急性肝炎は、31か国で614例が報告されている。