メモ入力
-最大400文字まで
完了しました
米バイオ企業モデルナのポール・バートン最高医療責任者(CMO)は27日、流行中の新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」に対応した新しいワクチンを、今秋にも日本に供給する考えを示した。

同日のオンライン記者会見で明らかにした。中国・武漢由来の従来株に基づいて設計された既存のワクチンに、オミクロン株にも効果があるよう改良を加えた。バートン氏は「効果は6か月かそれ以上継続すると考えられる」などと述べた。
新しいワクチンの有効性を示すデータは数週間以内に公表できるとしている。今月創設された、ワクチンの有効性が推定できれば暫定的に使用を認める「緊急承認制度」の適用を目指す方針だ。
一方、欧米などで確認されている天然痘に似た感染症「サル痘」について、新たにワクチン開発に着手したことを明かした。