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家でボーッとテレビ見てないで…「地域デビュー」は自分から動く

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シニアライフアドバイザー 松本すみ子さんに聞く

 1950年生まれ、宮城県出身。IT企業勤務を経て、2000年に独立。「東京セカンドキャリア塾」の講師を務めるなど、シニアのライフスタイルや地域デビューについて助言している。近著に「定年後も働きたい。」
 1950年生まれ、宮城県出身。IT企業勤務を経て、2000年に独立。「東京セカンドキャリア塾」の講師を務めるなど、シニアのライフスタイルや地域デビューについて助言している。近著に「定年後も働きたい。」

 地域活動やボランティアに興味はあっても、なかなか一歩が踏み出せないという人も多そうだ。講演などで「地域デビュー」を指南するシニアライフアドバイザーの松本すみ子さん(69)は「難しく考えず、まずは自分から行動してみることが大事」と助言する。

      ◇

大事なのは「キョウヨウ」と「キョウイク」

 「地域に出ましょう」と言われても、自分が何をしたいのか、そもそもどんな選択肢があるのかと戸惑う人もいるはずだ。とはいえ、待っていても何も始まらない。家でボーッとテレビを見ていても何も降って来ない。自分から動きましょう。

 例えば、家の近辺を散歩してみるだけでも、知らなかった地域の魅力や課題を発見したり、出会いがあったりする。地域デビュー講座や自治会のイベントなどに顔を出すのもいい。大事なのは「キョウヨウ(今日の用事)」と「キョウイク(今日行くところ)」を作り、自分から動くことだ。

一個人に戻り、セカンドライフ用の名刺を

 退職までずっと会社中心の人生で、新しい仲間となじめるか心配な人は、セカンドライフ用の名刺を作ってみるのがいい。その際、自分自身の興味や関心がどこにあるか、何に取り組みたいかを記載するのがポイント。例えば「お寺の歴史を調べています」といった内容を書けば、隣に座った人と話すきっかけになる。

 セカンドライフで大切なのは、過去にどんな組織に所属していたかや、肩書・役職ではない。「現役時代、○○会社の役員だった」なんて、間違っても書いてはダメ。一個人として、人とかかわる姿勢が必要だ。

 こうした名刺を作ることは、自分がどのような人間で、何に興味があり、これからどうしたいのかを考えるきっかけにもなる。実際の地域活動の場では、男女問わず、面倒な雑用にも率先して取り組むことが、仲間とのコミュニケーションを円滑にするコツだ。

地域とつながりがあれば、災害時も助け合い

 地域活動への参加は、老後の生きがい作りだけが目的ではない。大規模災害など万が一のことがあった場合に、近隣住民とのつながりがあれば、互いに助け合うことができる。地域社会の一員として何ができるかを考えることは、必ず、自分のためにもなる。

 とはいえ、無理は禁物。定年後の活動は、自分の「生きがい」につながるかどうかが大事で、始めてから、「これはあまり好きではない」と思ったら、我慢して続ける必要はない。自分のペースでできる活動を探してみてほしい。

「地域デビュー」のポイント

▽まず、自分から行動する

▽世界や世代の違う人や、異性と交流する

▽最初から難しいことはしない

▽セカンドライフ用の名刺を作る

▽活動が自分に合わないと思ったら、やめる

(※松本さんの話を基に作成)

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1135409 0 インタビュー 2020/03/30 05:00:00 2020/03/31 07:10:07 シニアライフアドバイザーの松本すみ子さん https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/03/20200319-OYT1I50029-T.jpg?type=thumbnail

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