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食事でむせる…記者が「食べる力チェック」を受けてみた

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 かめない、のみ込めないといった「思うように食べられない状態」になるのを防ぐことが、フレイル対策の一つのポイントです。食べこぼしが増えた、むせやすくなったなど、気になる症状があれば、身近な歯科医院で「食べる力」をチェックできると聞き、受けてみました。

10秒間で「パ、パ、パ、パ……」何回言える?

舌の力を測定してもらう大広悠子記者
舌の力を測定してもらう大広悠子記者

 フレイル予防に力を入れている片山歯科クリニック(神奈川県藤沢市)で調べてもらいました。チェックするのは主に7項目。3項目が基準から外れていると、「口腔こうくう機能低下症」と診断され、治療の対象になります。

 興味深かったのは、唇や舌の動きを見る検査です。「10秒間で、できるだけたくさん『パ』と言ってください、どうぞ!」。片山正昭院長に言われて大きく息を吸い込み、口元に差し出された小型の機械に向かって「パ、パ、パ、パ、パ……」。

 回数を多くしようと頑張るほど、焦ってうまく口が動きません。同じ音を繰り返すのがこんなに大変だとは。すぐに顎や頬が疲れて、痛くなってきました。

 終了音の直後、1秒あたり何回言えたかが表示されます。同様に「タ」や「カ」も測定。いずれも、1秒あたり6回未満だと「黄信号」だそうです。私は「カ」が5・8回で、苦手だと分かりました。

 続けて発音すると、それぞれの音が口のどの部分を使うのか意識できました。「パ」は唇で、「タ」は舌、「カ」は喉の辺り。片山院長は「不安があっても少し訓練すれば、回数は増えます。家族に数えてもらって練習するといいですよ」と話します。

口の中が乾き気味なら、唾液がよく出るマッサージ

 もう1項目、要注意判定を受けたのは「舌の湿り具合」。体温計のような道具を舌にのせ、数秒で測れるのですが、口の中が乾き気味だとわかりました。

 片山院長は「気にするほどの数値ではありません」と言ってくれましたが、このところ、食事中にむせやすいし、ペットボトルの飲料が飲みづらいと感じていたところ。唾液がよく出るようにするマッサージ法などを教えてもらいました。

 口の機能の検査は、自覚症状があるなど必要と判断されれば健康保険が適用され、負担は数百円で済みます。検査の結果、治療を受けることもできます。

 虫歯などを治療するために行く場所というイメージが強い歯科医ですが、「食べる力」を測る場所でもあるのですね。口周りの健康度をチェックしていれば、衰えも予防できそうです。

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1187738 0 レッツトライ! 2020/04/27 05:00:00 2020/04/28 16:43:04 2020/04/28 16:43:04 口の中に入れたゴム製の風船を舌でつぶし、舌の力を測ってもらう大広記者(右) https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/04/20200423-OYT1I50034-T.jpg?type=thumbnail

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