• 手探りの緩和ケア<5>現実と制度のギャップ

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     「西原さんのこと、どうにかならないんですか」  今年5月下旬、中津市民病院(大分県中津市)の一室。社会福祉士(ソーシャルワーカー)の矢岡景子さんは、緩和ケアセンター長の武末文男さんに泣きながら訴えた。  センターにいる…
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  • 手探りの緩和ケア<4>望まぬ退院求める矛盾

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     中津市民病院(大分県中津市)の患者、西原ケイ子さん(86)には、緩和ケアセンターに入った今年4月以降、笑顔が増えた。一般病棟と違い、センターでは料理ができる。食べてくれるスタッフもいる。「料理が好きで、それを振る舞うの…
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  • 手探りの緩和ケア<3>「献体」の信念 患者と共有

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     西原ケイ子さん(86)の容体は、中津市民病院(大分県中津市)の緩和ケアセンターに入る前、かなり悪かった。大腸がんが進行しておなかに水がたまる症状がひどく、入退院を繰り返した。2015年11月に手術してから3年余り、もう…
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  • 手探りの緩和ケア<2>料理作りで明るさ戻る

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     なのみ1号室。大分県中津市の「市の木」と同じ名のついた西原ケイ子さん(86)の部屋は、中津市民病院の緩和ケアセンター入り口を入ってすぐのところにある。  隣接する福岡県豊前市で独り暮らしをしてきた西原さん。「夫には若く…
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  • 手探りの緩和ケア<1>目標励みに日々生きる

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     雨上がりのグラウンドに笑顔があふれた。今年5月18日、がん患者と家族のためのイベント「リレー・フォー・ライフ」。「歩くリレー」を24時間続け、寄付を呼びかける。各地で催されてきたこのイベントが、初めて大分県中津市で開か…
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  • 涙の悩み<5>抗がん剤の副作用で発症

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     涙目の原因として、近年、専門家の間で注目されるようになったのが、抗がん剤による副作用だ。  東京都狛江市の男性(74)は2016年春、慈恵医大第三病院(狛江市)で膵臓(すいぞう)がんの手術を受け、退院後に抗がん剤の「テ…
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  • 涙の悩み<4>乳児 自然治癒か手術か

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     神奈川県藤沢市に住む梅本裕子さん(40)の次男で生後10か月の櫂(かい)君は、生まれてまもなく、右目の目元に白く丸い目やにがたまるようになった。地元の眼科医院を受診すると、目頭から鼻の穴に抜ける「涙の通り道(涙道)」の…
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  • 涙の悩み<3>涙目 負担軽い内視鏡治療

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     ドライアイと並び、多くの患者を悩ませるのが、涙が過剰にたまる涙目だ。その治療に、内視鏡で「涙の通り道(涙道)」を開く手法が登場している。  相模原市の井上紀子さん(79)は4年前、左目に膜が張った感じがするようになった…
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  • 涙の悩み<2>炎症が招くドライアイ

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     今年2月、埼玉県川口市の清水孝さん(65)は、川口眼科(同市)副院長、蒲山(かばやま)順吉さんを訪ねた。  電子部品メーカーで品質管理の仕事をしていて、両目の上まぶたの裏側に、砂が入ったような異物感があった。目をこする…
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  • 涙の悩み<1>「とろみ」が緩和 目の乾き

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     さいたま市見沼区のパート大石ひろ子さん(71)は、人生の半分をドライアイの症状と闘ってきた。  始まりは30歳代後半。両目に違和感を覚えた。それが徐々に悪化し、40歳代に入ると、自宅のベッドで目覚めた時、簡単には目を開…
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  • フィンランド最新診療<3>未来のため生体試料保存

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     病気の新しい治療法や予防法の開発には、患者の診療記録とともに、血液やがん細胞などの生体試料を集めておく「バイオバンク」が大きな役割を果たす。  フィンランドがん患者協会のシニアアドバイザー、アイモ・ストロムベリさん(7…
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  • フィンランド最新診療<2>自宅で透析 患者の3割

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     フィンランドのヘルシンキに住むマリ・ニエミさん(42)は昨秋、体のだるさがしばらく続いていた。夏に長年連れ添った夫と離婚し、3人の子どもを連れてアパートに引っ越したばかりだった。  「つらい時期だったから疲れていても当…
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  • フィンランド最新診療<1>テレビ電話で服薬管理

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     フィンランドの首都ヘルシンキにあるビルの一室。机ごとにパーティションで区切られた小さな“個室”で、ヘッドホンとマイクを付けたオペレーターがパソコン画面の向こうにいる高齢者に話しかけている。  「今日の調子はどう?」  …
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  • 「家」が支え<6>一人暮らし 動き出した心

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     マコさん(47)が一人で暮らす鹿児島市の1Kのアパートは、たばこの臭いがする。フェイスブックをするパソコンもある。精神科病院の入退院を9回も繰り返した末、昨年7月、ようやく手に入れた「家」だ。  IT技術を学ぶ専門学校…
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  • 「家」が支え<5>料理を振る舞える喜び

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     鹿児島市の住宅街。2階建ての古い一軒家を使ったグループホームで、精神疾患の症状が安定し、精神科病院を退院した女性4人が暮らす。「料理好き」のマツさん(70)は、17年間の入院を経て、昨年10月、ここに移った。  マツさ…
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  • 「家」が支え<4>奉仕活動で居場所作り

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     20年近い路上生活を経て、ナベさん(46)は、東京・池袋から3駅の1Kのアパートに入居した。それから3年2か月。池袋で路上生活者を支援するNPO法人「TE(て)NO(の)HA(は)SI(し)」との縁を足がかりに、暮らし…
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  • 「家」が支え<3>望んだ個室でパニック

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     ナベさん(46)は、東京の下町で生まれた。生活保護を受ける母子家庭で、母とも4人の弟妹とも折りあいが悪かった。小学校ではいじめにあった。中学の特別支援学級を出て、地元の工場で働いた。人と話すことが苦手だった。  24歳…
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  • 「家」が支え<2>入居者同士 温かな交流

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     火災で住まいを失ったカツさん(59)に、「家」が見つかった。足のやけどなどで入院した仙台市の病院から、車で約30分。市郊外の住宅地にある共同居住型住宅「愛子(あやし)ハウス」だ。  昨年8月、カツさんの退院の直前、生活…
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  • 「家」が支え<1>救われた孤独な生活

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     元の住まいを火災で失ったことで、カツさん(59)は、健康を支える「家」を得ることになった。  6畳間で蚊が飛び回る昨年8月の昼、カツさんは、宮城県の町営住宅を出た。30分ほど自家用車のクーラーで涼んだ。万年床になった湿…
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  • 皮膚がん<6>メラノーマ 早期なら手術

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     皮膚がんとその治療について埼玉医科大皮膚科教授の土田哲也さんに聞いた。  ――皮膚がんの患者が増えています。  「高齢化が背景にあります。がん細胞は、正常な細胞の遺伝子に異常が生じて発生します。年をとるほど皮膚の細胞の…
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