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    建設100年超、JR鉄橋が傾く…線路も曲がる

    • 財田川の増水で橋脚が傾き、線路が変形した鉄橋(9日午前11時32分、三豊市豊中町で)
      財田川の増水で橋脚が傾き、線路が変形した鉄橋(9日午前11時32分、三豊市豊中町で)

     西日本を中心に降った大雨は、香川県にも大きな爪痕を残した。各地で土砂崩れが発生し、道路が寸断。香川県三豊市では一部で集落が孤立し、JR予讃線は財田川の橋脚が傾いて、復旧のめどは立っていない。県は9日現在の道路や河川などの被害は計81か所、総額7億9100万円にのぼると発表した。

     県水防本部の発表では、9日午後3時現在、土砂崩れや陥没で県道12か所が全面通行止めになり、河川でも23か所で堤防が損傷するなどした。

     同市詫間町では、高谷地区(9世帯30人)、室浜地区(16世帯26人)につながる道路ののり面が崩落するなどし、車が通行できず、孤立状態になっている。住民は無事で、いずれの地区とも近くに漁港があるため、船で物資を運搬している。

     同市豊中町のJR予讃線「財田川橋りょう」(137メートル)は、財田川の増水で橋脚が傾き、線路が曲がった。JR四国によると、鉄橋は100年以上前に建設し、高さ7メートルほどの石積みの橋脚6本で支える。そのうち1本が傾いた。同線本山―観音寺駅間は電車が不通となり、バスによる代替輸送を実施している。

     JR四国管内では、瀬戸大橋線の快速マリンライナーが9日運行を再開したものの、大半の特急が運転を見合わせ、予讃線や土讃線などの一部では運休したままだ。

    2018年07月10日 11時02分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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