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    交番襲撃2週間、児童131人がカウンセリング

    • 銃撃事件の現場となった正門。通学には使われておらず、規制用のコーンが置かれている(10日、富山市立奥田小で)
      銃撃事件の現場となった正門。通学には使われておらず、規制用のコーンが置かれている(10日、富山市立奥田小で)

     警察官ら2人が殺害された富山市の交番襲撃事件から10日で2週間となった。警備員が正門付近で射殺された市立奥田小学校では、10日までに児童のべ131人がスクールカウンセラーの面談を受けるなど、事件のショックが続いている。

     富山市教育委員会によると、同校には2日からカウンセラーが派遣されている。児童や保護者の相談に乗っており、10日までに児童のべ131人、保護者のべ13人と面談した。「怖い」「不安で眠れない」などの声が寄せられているという。

     同校では、校舎の南北に分かれた教室を移動するときに事件現場が目に入ることから、授業を再開した3日以降、北側の教室だけで授業を行い、南側の教室を使わないようにした。児童に事件を思い起こさせないための配慮で、カウンセラーの派遣とともに、この措置を当面続けるという。

     宮林克人教頭は「教職員は全精力をかけて、児童に目を配っている。徐々に平時に戻りつつあるが、まだ時間はかかる。気は抜けない」と話している。

     事件は6月26日に起きた。奥田交番で稲泉健一元警部補(46)がナイフで襲われて死亡し、拳銃を奪われた。その後、奥田小の正門付近で警備員中村信一さん(68)が射殺され、県警は元自衛官島津慧大けいた容疑者(21)を殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。

     逮捕時に腹部を撃たれた島津容疑者はいったん釈放され、現在は病院で治療中。県警は島津容疑者の回復を待ち、殺人容疑などに切り替えて逮捕する方針だ。

    2018年07月11日 07時44分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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