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    震度5弱以上の余震可能性「平常時の100倍」

    • 地震発生から1週間となり、正午に合わせて黙とうする住民たち(13日、北海道厚真町で)=竹田津敦史撮影
      地震発生から1週間となり、正午に合わせて黙とうする住民たち(13日、北海道厚真町で)=竹田津敦史撮影

     北海道で最大震度7を観測した地震は13日、発生から1週間となった。北海道内36か所の避難所には、同日現在、1576人が身を寄せている。

     今回の地震による死者は41人。このうち、大規模な土砂崩れが発生し、36人が犠牲になった厚真あつま町では13日正午、町の防災無線からサイレンが響くと、宮坂尚市朗町長や町職員ら約70人が、多くの住民が亡くなった町北部の方向に向かって目を閉じて頭を下げ、祈りをささげた。

     黙とう後、宮坂町長は「亡くなった方のご冥福めいふくをお祈りする。今後は町民が一丸となって、復興の歩みを進めたい」と語った。

     同町は、住宅が損壊して居住が困難になった被災者向けに、公営住宅30戸を1年間無償で提供する。入居希望は12日に締め切られ、120世帯の申し込みがあった。また、公営住宅に入居できない被災者向けの仮設住宅約100戸の建設に今月中にも着手する。罹災りさい証明書の申請数は13日午前10時現在、同町や札幌市など7市町で1626件。札幌市は清田区が液状化現象で宅地が陥没するなどしており、1350件で最も多かった。

     気象庁によると、余震とみられる地震は、13日午前9時までに238回観測。震度4が13回、震度3が26回起きるなど、南北約30キロの範囲で発生しており、6日朝に厚真町とむかわ町で震度5弱を観測する地震が1度起きていたことも新たに判明した。同庁は「震度7程度の地震が発生する可能性は低くなったが、震度5弱以上が起きる可能性は平常時の100倍を超えている。今後1週間程度は注意が必要」としている。

    2018年09月13日 17時16分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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