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    タンカー船長「風速60m以上、予測できない」

     台風21号による強風で流されたタンカー「宝運ほううん丸」(2591トン)が関西空港の連絡橋に衝突した事故で、男性船長(40)が13日、タンカー所有会社を通じて「最大の努力をしたが、予測できない異常気象だった」との見解を書面で公表した。

     書面によると、事故当日の4日午後1時頃、いかりを下ろしたまま流される「走錨そうびょう」が発生し、エンジンを使って食い止めたが、午後1時半頃に再び流され始めたと説明。2度目は全速力を出しても防げなかったとし、「風速は毎秒60メートル以上に達していたと思われる。すさまじい風と高潮に襲われるのは、到底、予測できない」と主張した。

     タンカーがいかりを下ろした地点は、荒天時に避難するよう推奨された海域より関空島に近かったとされるが、船長は「関空などに囲まれ、台風などの際に巡視船やフェリーも避難したことがある。適した場所だった」とした。

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    2018年09月14日 07時49分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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