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    「真面目に働くよりカネに」…盗品転売で生計か

    • 押収した大量の盗品(5日、いわき中央署で)
      押収した大量の盗品(5日、いわき中央署で)

     ディスカウントストアなどで大量の万引きを繰り返したとして、福島県警いわき中央署は5日、研修ビザなどで来日していたベトナム人の男2人を窃盗容疑で逮捕、起訴したと発表した。同署は2人が全国9県で盗みを繰り返し、4年近くにわたって盗品の転売で生計を立ててきたとみて捜査を進めている。

     県警によると、2人は群馬県太田市宝町の無職の男(35)と、同市市場町の無職の男(29)。いわき市と水戸市で化粧品など約300点(約60万円相当)を盗んだ疑いで、今年9~12月に逮捕、起訴された。

     県警幹部によると、35歳の男はベトナムに進出する日本企業の正社員で、研修ビザで2014年1月に3か月間の予定で来日したが、約1か月後に失踪。29歳の男は留学ビザで13年7月に来日したが、約10か月後に寮から姿を消した。2人は同署の調べに、「SNSで知り合った」と供述。宮城や長野、静岡など9県で犯行を繰り返していたとみられる。

     インターネット上にはベトナム語で「買い取ります」と名乗るサイトがあり、品物を転売業者に送ると代金が振り込まれる仕組みになっている。化粧品や電気シェーバーなど買い取り価格の高いものがリスト化されていて、2人は「真面目に働くより金になる。金は借金返済や遊興費に使った」などと供述しているという。

    2018年12月06日 15時57分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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