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    別の暴行に「便乗」し少女乱暴、10年後に発覚

     大麻取締法違反(所持)で起訴された名古屋市港区の男(27)が、約10年前に当時15歳の少女に乱暴したとして強姦ごうかん罪で起訴されていたことが、5日わかった。男は名古屋地裁(吉井隆平裁判長)でこの日行われた初公判で起訴事実を認め、「自首する勇気がなかった」と述べた。公判は検察側が懲役4年6月を求刑して結審し、判決は来年1月8日に言い渡される。

     起訴状では、男は17歳だった2009年1月27日夜、港区の公園の電話ボックス内にいた少女を無理やり外に出して乱暴。さらに、今年7月、自宅などで大麻草を所持したとしている。

     検察側は冒頭陳述で、発覚の経緯について、大麻所持事件で採取した男のDNA型が、被害少女の体内に残されていた体液の型と一致したと説明。少女が別の人物に殴られるなどして電話ボックスに逃げ込むのを偶然見かけた男が「また殴られたいのか」などと脅し、乱暴したと述べた。

     論告で検察側は「別の暴行に便乗するようにして乱暴しており、卑劣で悪質。9年たった今も被害者の傷は癒えていない」と指摘。これに先立つ被告人質問で、男は「欲望のまま行動し、被害者の気持ちを全く考えていなかった。申し訳ない」などと述べた。

    2018年12月06日 11時49分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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