「ダイエット薬で手足しびれた」個人輸入で被害

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 インターネットで個人輸入した医薬品を巡っては、スマートドラッグ以外でも様々な被害が報告されている。厚労省は、個人輸入の規制をさらに強化するため、医薬品医療機器法(薬機法)の改正案を通常国会に提出する予定だ。

 「個人輸入したダイエット薬を飲んだら、手足がしびれた」。2017年9月、東京都内の医療機関で、20歳代の女性が医師にこう訴えた。女性は個人輸入代行サイトでタイから購入した「ホスピタルダイエット」を服用し、吐き気などの症状が出たという。

 タイ製のダイエット薬を巡っては、02年12月以降、少なくとも15都府県で意識障害や動悸どうきなどの被害が計22件確認されている。また、海外製の経口妊娠中絶薬でも健康被害が各地で確認されている。

 厚生労働省では、これらについて、すでに個人輸入時に処方箋を求める対象としているが、税関のチェックをすり抜けてしまうケースもあり、現状では罰則もない。改正法案では、罰則規定や、麻薬取締官らによる捜査権限を盛り込むことなどを検討している。

 薬物依存問題に詳しい東京都医学総合研究所の井手聡一郎・主席研究員は、「医師の指示に基づかない個人輸入では、医薬品であってもサプリメントのような感覚で適正量を超えて摂取する例があり、副作用も起こりやすくなる。インターネットが普及した現状に合わせた規制強化が必要だ」と指摘している。

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