小学校に教科担任、高校普通科を改革…文科相

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 柴山文部科学相は17日、小学校から高校までの指導体制の改革について検討するよう、中央教育審議会(中教審)に諮問した。小学校高学年に、教科ごとに専門の教員が教える「教科担任制」を導入することや、高校の普通科を専門性の高い学科に転換することなどを想定。社会の変化に対応した教育方法を議論し、提案するよう求めた。

 小学校では一般的に、クラス担任がほぼ全教科を教える「学級担任制」がとられている。諮問では、小中学校の9年間を一体的にとらえ、「児童生徒の発達の段階に応じた」担任の制度を検討するよう求めた。

 小学校教育を巡っては、2020年度から5年生で英語が教科化されるなど、専門知識を持った教員が求められている。ただ、教科担任制では、これまでより多くの教員数が必要になると指摘されており、中教審で導入の可能性を探る。

 このほか諮問には「生徒の能力を伸ばすための高校普通科の改革」も盛り込まれた。文系、理系の枠組みにとらわれない学習や、地域の課題解決に取り組むことなど、専門分野を明確にする方向で検討する。

 中教審は夏にも「新しい時代の学校の在り方特別部会」を設置し、約1年で中間報告を公表、20年末にも答申をまとめる。

 ◆中教審への諮問のポイント◆

▽小学校高学年への教科担任制度の導入

▽高校普通科の専門性を高める改革の推進

▽外国人児童生徒に対する日本語指導体制の確保

▽外部人材の活用を促進する教員免許制度や採用の見直し

▽教員を助け、教育の質を高めるICT(情報通信技術)環境の整備

無断転載禁止
541082 0 国内 2019/04/17 19:10:00 2019/04/17 20:06:09 2019/04/17 20:06:09

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

アクセスランキング

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)
ページTOP
読売新聞社の運営するサイト
ヨミダス歴史館
ヨミドクター
The Japan News
発言小町
OTEKOMACHI
ささっとー
元気ニッポン!
未来貢献プロジェクト
YOMIURI BRAND STUDIO
美術展ナビ
教育ネットワーク
活字・文化プロジェクト
よみうり報知写真館
読売新聞社からのお知らせ