23区内の大雨「20分後の浸水」予測可能に

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早大と東大のチームが開発した浸水予測システムの地図(関根教授提供)
早大と東大のチームが開発した浸水予測システムの地図(関根教授提供)

 早稲田大と東京大の研究チームは20日、東京23区内の大雨による浸水を即時に予測するシステムを開発したと発表した。6月末にも試験運用を始める。東京五輪が開幕する2020年7月までに実用化し、一般市民や東京を訪れる観光客らに向け、スマートフォンなどによる情報提供を目指している。

 このシステムは、高性能気象レーダーを用いた国土交通省の観測システムと、気象庁の降水予測システムを活用し、浸水が予想される地点と水深を色分けして地図上に表示する。30分先の浸水を予測し、10分間かけて画像を作成するため、提供は20分後の予報になる。

 気象データに加え、23区内のほぼ全ての道路と下水道、河川を含む地上施設などの情報をデータベース化して計算することにより、きめ細かい浸水予測が可能となった。地下鉄や地下街での止水板設置や、アンダーパスでの通行止め、高齢者の避難などの対策での活用を想定している。開発した早稲田大の関根正人教授(河川工学)は、「住民が自ら判断して行動しない限り、災害をなくすのは難しい。浸水予報が20分前に出れば安全を確保できる」と話している。

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593981 0 国内 2019/05/21 05:00:00 2019/05/21 07:21:09 2019/05/21 07:21:09 早稲田大などのチームが開発した浸水予測システムの地図。20分後の浸水状況を表示できる=関根教授提供 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/05/20190521-OYT1I50010-T.jpg?type=thumbnail

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