栽培20年、津波も乗り越え世界最大のラン開花

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初めて開花した世界最大のラン「タイガーオーキッド」(27日、いわき市のアクアマリンふくしまで)
初めて開花した世界最大のラン「タイガーオーキッド」(27日、いわき市のアクアマリンふくしまで)

 福島県いわき市小名浜の水族館「アクアマリンふくしま」の温室で、世界最大のラン「タイガーオーキッド」が開花し、職員たちを驚かせている。東日本大震災の津波被害も乗り越え、栽培開始から約20年たって初めて花を咲かせた。

 タイガーオーキッドは、黄色地の花に赤褐色の斑点がトラの模様に見えることからついた俗称で、正式名は「グラマトフィラム・スペキオスム」。18日に2輪の花が咲いているのを職員が見つけた。27日時点で高さ約3メートルの株に30個以上のつぼみがあり、直径8~10センチの花が10輪以上咲いている。東南アジアの自生地でもなかなか開花せず、国内で花を見られるのは非常に珍しいという。

 8年前の津波で温室は損害を受け、停電で一時的に温度管理ができなくなった。寒さに弱く、枯れた植物もあったが、タイガーオーキッドは幸い生き延びた。昨年からは周辺の植物を剪定せんていし、日光を浴びやすい環境を整えた。

 ランの展示室を担当する同館の吉村光太郎さん(41)は「咲いた花を見た時には感激した。震災を乗り越えた生命のたくましさを感じる。どんな条件で開花するのか解明したい」と話している。

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609287 0 国内 2019/05/29 17:35:00 2019/05/29 17:35:00 2019/05/29 17:35:00 栽培20年で初めて開花した世界最大のラン「タイガーオーキッド」(5月27日午前11時54分、いわき市のアクアマリンふくしまで) https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/05/20190528-OYT1I50098-T.jpg?type=thumbnail

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