「危険度分布」 避難に生かせ…10分おきに更新 災害は「濃い紫」

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 気象庁が防災気象情報を出す基準としている「危険度分布」の積極活用を呼びかけている。地図上に水害や土砂災害が起きる可能性のある場所を5段階で色分けし、わかりやすく表示。同庁のホームページで一般に公開しているが知名度は低く、同庁の担当者は「災害の切迫を示す薄紫の段階で避難を徹底すれば、被害は減る」と訴えている。

 危険度分布で示す災害は、土砂災害と浸水、洪水の三つ。2013年以降、順次、運用が始まった。雨量などの過去の観測データや地質などを基に、浸水は1時間後、土砂災害は2時間後、洪水は3時間後の発生可能性を予測。1キロ四方の範囲を5色で区分し、無色、黄、赤、薄紫、濃い紫の順に危険度が上がる。10分おきに更新されている。

 気象庁は、危険度分布の予測を基に、土砂災害警戒情報や大雨警報など、災害に直結する情報を発表している。5月末に始まった防災気象情報の5段階レベル化とも連動し、危険度分布の薄紫は、5段階レベルで避難勧告相当のレベル4と位置付けられる。

 新野宏・東京大名誉教授(気象学)は「外国人でも自分の居場所のリスクを一目で把握できる。行政の指示がなくても住民自身の判断で避難を可能にする有用な情報だ」と話す。

 ただ、気象庁が全国2000人を対象に昨年行った調査では、31%が「全く知らない」と回答。昨年7月の西日本豪雨でも、被災した480自治体中、洪水の危険度分布を確認していたのは68%にとどまった。同庁は自治体向け講習会を全国で開くとともに、7月から希望者のスマートフォンなどへの自動通知を始める。

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633380 0 国内 2019/06/12 15:00:00 2019/07/03 16:21:19 2019/07/03 16:21:19 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/06/20190612-OYT1I50046-T.jpg?type=thumbnail

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