「ため池」決壊の恐れ、全国で6万3722か所

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西日本豪雨でため池が決壊し、大量の水が住宅(奥)を襲った現場(昨年7月23日、広島県福山市で。読売ヘリから)
西日本豪雨でため池が決壊し、大量の水が住宅(奥)を襲った現場(昨年7月23日、広島県福山市で。読売ヘリから)

 農林水産省は11日、豪雨などで決壊した場合に人的被害をもたらす恐れのある「防災重点ため池」が、全国で6万3722か所に上ると発表した。昨年11月に基準を見直したことにより、従来より約5万2000か所増えた。農水省は、自治体に対し、今年度内に全ての防災重点ため池の名称や所在地、貯水量を記載した「ため池マップ」を作成・公表するよう求めている。

 防災重点ため池は、都道府県ごとに基準がまちまちだったが、昨夏の西日本豪雨でため池が決壊して死者など大きな被害が出たため、国が「ため池から100メートル未満の浸水区域内に民家、公共施設などがある」などと四つの統一基準を設けた。これを受け、都道府県が指定をやり直した。

 発表によると、全国のため池は16万6638か所。このうち、防災重点ため池は38%に上る。都道府県や市町村は2020年度までに、浸水想定区域図を作成したり、緊急連絡体制を整備したりする。

 また、耐震・豪雨対策が必要なため池については、都道府県や市町村が補強工事を行う。その際、所有者や管理者の自己負担は発生しない。農水省防災課は「大雨や豪雨でため池が決壊する恐れがある場合、住民は、自治体から提供されるため池に関する情報を参考に避難してほしい」としている。

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634634 0 国内 2019/06/13 00:13:00 2019/06/13 00:13:00 2019/06/13 00:13:00 エトキ別送り(7月23日、広島県福山市で、本社ヘリから)=守屋由子撮影グラウンド(上)の一部が崩れ、下方にあったため池が決壊した現場(昨年7月23日、広島県福山市で、本社ヘリから)=守屋由子撮影2018年7月23日撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/06/20190612-OYT1I50057-T.jpg?type=thumbnail

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