今年も風疹流行、せきやくしゃみで感染…2~3週間で発症

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 国立感染症研究所(感染研)は30日、風疹患者の報告数が今年1月から7月21日までの累計で2004人になったと発表した。2018年(2917人)に続き、2000人を超えた。感染研は東京五輪・パラリンピックを控え、ワクチンを接種するなど予防策を徹底するよう呼びかけている。

 発表によると、都道府県別の患者数は、東京が736人で最も多く、神奈川246人、千葉176人、埼玉173人、大阪120人と続く。7月15~21日の1週間に新たに報告があった患者は22人で、6月24~30日の週以降、4週間連続で減少している。

 風疹は、せきやくしゃみなどでうつる。感染から2~3週間で発症し、発熱や発疹、リンパ節の腫れなどの症状が出る。妊娠20週ぐらいまでの妊婦がかかると、胎児にもウイルスが感染し、赤ちゃんが難聴や白内障、心臓病などになる恐れがある。先天性風疹症候群(CRS)と呼ばれ、今年は3人の患者が報告されている。

 感染研によると、患者の約8割は男性が占めている。このため厚生労働省は今年から3年間、公的に予防接種を受ける機会がなかった1962年4月2日~79年4月1日生まれの男性が、免疫の有無を調べる抗体検査や予防接種を原則無料で受けられるようにした。

 感染研の多屋馨子けいこ・感染症疫学センター第3室長は「夏休みは人が多く移動するため、今流行していない地域にも広がる恐れがある。男性が抗体検査や予防接種を受けやすいよう、職場でも働きかけてほしい」と話している。

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715307 0 国内 2019/07/30 11:24:00 2019/07/30 14:14:03 2019/07/30 14:14:03 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/07/20190730-OYT1I50033-T.jpg?type=thumbnail

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