自衛隊員が水田の油除去、それでも残る黒ずんだ油膜

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 佐賀県内では広い地域で田畑の冠水が続いており、農業被害が深刻化している。特に大町町では、佐賀鉄工所から流出した大量の油が作物や農地に付着しており、関係者は影響の長期化を懸念している。

水田に流入した油を除去する自衛隊員(31日午前、佐賀県大町町で)=田中勝美撮影
水田に流入した油を除去する自衛隊員(31日午前、佐賀県大町町で)=田中勝美撮影

 佐賀鉄工所近くでは31日、自衛隊員2人がゴムボートで冠水した水田を移動しながら、水面に浮かぶ油を吸着シートで丁寧に取り除いていたが、ボートに積んだシートを使い切っても、水面にはなお黒ずんだ油膜が残っていた。

 同町福母ふくものJA職員福田昇悟さん(39)方の田畑は、水稲や大豆などの作物がすべて油混じりの泥水につかったという。「作物は廃棄するしかない。土にも油が付いてしまったので、来年以降も農業ができるのかわからない」と不安そうに語った。

 同町の担当者は「被害は町内の農地全体(約300ヘクタール)の2割強に及ぶ可能性がある」と話し、油が付着した作物の出荷は難しいとの見方を示している。

 JA佐賀中央会によると、同県全域で冠水被害を受けた水田は、少なくとも5018ヘクタールに上るという。

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773007 0 社会 2019/08/31 22:50:00 2019/08/31 22:50:00 2019/08/31 22:50:00 水田に流入した油を除去する作業に追われる自衛隊員(31日午前11時20分、佐賀県大町町で)=田中勝美撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/08/20190831-OYT1I50061-T.jpg?type=thumbnail

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