北漁船と水産庁船衝突、救助活動続く…能登半島沖

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水産庁の取締船「おおくに」が衝突した現場海域=海上保安庁提供
水産庁の取締船「おおくに」が衝突した現場海域=海上保安庁提供

 7日午前9時10分頃、日本海の好漁場「大和やまとたい」周辺海域で、水産庁の漁業取締船「おおくに」(約1300トン)と、北朝鮮の漁船が衝突した。漁船は午前9時半に沈没した。海上保安庁によると、漁船の乗員約20人が海上に投げ出され、10人以上が救助された模様。おおくになどが救助活動に当たっている。

 おおくには航行に支障はなく、同船の乗員にけが人はいない。海上保安庁によると、衝突の現場は、石川県・能登半島から約360キロ北西の日本の排他的経済水域(EEZ)とみられる。午前11時半現在、現場は曇りで、波の高さは約1・5メートル、海水温は19・6度という。事故当時の波の状況などは不明。海上保安庁の巡視船3隻とヘリ、航空機各1機が出動している。

 水産庁によると、おおくには北朝鮮漁船を発見し、音声でEEZ外へ退去するよう警告していたところ、衝突が起きた。大和堆周辺のEEZでは、北朝鮮漁船による違法操業が問題化しており、おおくにも北朝鮮漁船に対応していたという。水産庁は衝突した経緯を確認している。

 大和堆周辺は、6~12月にイカの好漁場となるため、近年、北朝鮮漁船や中国漁船による違法操業が相次いでいた。水産庁は5月以降、大和堆周辺を監視できるよう、漁業取締船を重点的に配備し、巡航していたという。

 ◆大和堆=能登半島の北西約300キロ・メートルの日本海中央部にある海底地形。幅数十キロ・メートル、長さ200キロ・メートルほどで、日本の排他的経済水域内にある。水深が浅く、暖流と寒流が交わることからイカ漁やエビ漁が盛んに行われている。

      ◇

 政府は7日午前、衝突を受け、首相官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置し、情報収集に当たった。これに関連し、政府高官は7日午前、「人命優先」として、人命救助を最優先にするよう指示したことを取材に明らかにした。衝突の状況については、「詳細はわからない」と述べた。

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833280 0 社会 2019/10/07 11:48:00 2019/10/07 13:37:07 2019/10/07 13:37:07 水産庁の取締船「おおくに」(右)が衝突した現場海域=海上保安庁提供 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/10/20191007-OYT1I50028-T.jpg?type=thumbnail

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