関東など大雨特別警報の可能性…死者・不明1200人「狩野川台風」に匹敵

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 大型で非常に強い台風19号は11日午前、小笠原諸島・父島の西を北上した。夕方以降、太平洋側では非常に強い風が吹き始め、勢力を維持したまま12日午後にも東海地方または関東地方に上陸する見込み。JR東日本や東京メトロなど鉄道各社は11日、「計画運休」の概要を発表した。

 気象庁は、1200人以上の死者・行方不明者を出した1958年の狩野川台風に匹敵する記録的な大雨となり、東海や関東などに大雨特別警報を発表する可能性もあるとして、厳重警戒を呼びかけている。

 JR東によると、12日は首都圏在来線のうち東海道線が午前10時頃、京浜東北線が正午頃、山手線が午後1時頃に運転を取りやめる。東北、上越、北陸など各新幹線も午前11時頃から本数を減らし、昼過ぎには運転をやめる。計画運休は少なくとも13日昼頃まで続く見通しだ。

 東京メトロは丸ノ内線や東西線など6路線の一部区間で、それぞれ12日午後1時頃を最後に運転を見合わせる。京王線・井の頭線は午後2時頃、小田急全線は午後3時以降、それぞれ運行を取りやめる。

 一方、JR東海は東海道新幹線の東京―名古屋駅間で12日の運休を決定。名古屋―新大阪駅間の午前6時台発の上下線6本のみを運行する。13日も本数を減らしたり、運転を取りやめたりする場合がある。JR西日本は山陽新幹線の新大阪―岡山間で12日午前から段階的に計画運休を行う。

 空の便では、全日空が12日、羽田、成田発着の国内線全便を欠航するほか、日本航空が国内線513便の欠航などを決めている。

 気象庁によると、台風19号は11日正午現在、父島の西北西約450キロを時速25キロで北北西に進んでいる。中心気圧は925ヘクト・パスカル、中心付近の最大風速は50メートル。

 12日にかけて予想される最大瞬間風速は東海と関東甲信で60メートル、近畿で45メートルなど。瞬間風速が50メートルを超えると電柱が倒れたり、住宅が倒壊する恐れもあり、屋外での行動は極めて危険だ。

 台風の発達した雨雲の影響で、東日本を中心に記録的な大雨になるとみられ、13日午前6時までの24時間雨量はいずれも多い所で、東海600~800ミリ、関東甲信400~600ミリ、北陸と伊豆諸島300~500ミリなどと予想されている。

 気象庁は「風雨が強まってからの屋外での行動は命に危険が及ぶため、早めのタイミングで対応してほしい」としている。

 ◆狩野川台風=1958年9月、三浦半島に上陸し、三陸沖に進んだ台風。同月26日~28日に静岡県伊豆地方や首都圏が大雨に見舞われ、伊豆半島・狩野川など河川の氾濫、土砂崩れなどにより死者888人、行方不明者381人、住宅全壊2118棟に上った。

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840642 0 国内 2019/10/11 11:37:00 2019/10/11 15:53:58 2019/10/11 15:53:58 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/10/20191011-OYT1I50058-T.jpg?type=thumbnail

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