「景観大切」「家のぞかれる」…多摩川の堤防未整備区間氾濫

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 12日夜に多摩川が氾濫した東京都世田谷区玉川には、下流部で唯一、堤防が整備されていない区間があった。

 国土交通省によると、12日は多摩川の水位が刻々と上昇し、午後10時10分頃には堤防未整備の区間(約540メートル)から濁流があふれたことが確認された。川と市街地の境界となっている道路も越え、二子玉川駅周辺の広い範囲が浸水した。

東京都世田谷区玉川では市街地が水につかった(12日午後9時38分)
東京都世田谷区玉川では市街地が水につかった(12日午後9時38分)

 この地域を巡っては、2007年の台風9号で2000袋以上の土のうを積んで浸水を防いだケースもあった。同省京浜河川事務所はこれまで、「大雨が降ると多摩川では最初に浸水する」などと周辺住民に説明。堤防整備計画を進めようと説明会なども度々行ってきたが、「景観を大切にしてほしい」「家をのぞき見られる恐れがある」といった声が根強く、同意を得られていなかった。

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844789 0 社会 2019/10/14 13:15:00 2019/10/15 10:54:17 2019/10/15 10:54:17 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/10/20191014-OYT1I50024-T.jpg?type=thumbnail

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