復旧 泥との闘い 家財捨て「これからが大変」…長野・穂保地区

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水が引いて被害があらわになった自宅で片付けを行う土屋満樹さん(右)と妻の一江さん(15日午後、長野市で)=関口寛人撮影
水が引いて被害があらわになった自宅で片付けを行う土屋満樹さん(右)と妻の一江さん(15日午後、長野市で)=関口寛人撮影

 台風19号の被災地は15日、浸水地域の排水作業が続き、流れ込んだ水が引いた地域では、住民らが泥まみれになった自宅や店の片付けに追われた。

 千曲川の堤防が決壊した長野市穂保ほやす地区。国土交通省北陸地方整備局などは、決壊現場を埋め戻すとともに排水作業も急ピッチで進めた。この日、約950ヘクタールに及んだ浸水範囲のうち、学校や病院がある8割以上で浸水が解消。北陸新幹線の車両が置かれた「長野新幹線車両センター」でも水は引いたが、センター付近の避難指示は続いており、JR東日本によると、浸水した計10編成120車両の詳しい被害確認はできないという。

 同市穂保の土屋満樹さん(78)はこの日、千曲川から約500メートル離れた自宅の中にたまった泥をかき出すなどした。浸水被害に遭った13日は妻一江さん(76)との50回目の結婚記念日。「これといった特別な予定はなかったが、とんだ災難。これからが大変だ」と言ってごみ袋に家財道具を放り込んだ。

 宇都宮市では、田川が氾濫し、JR宇都宮駅近くの市街地が一時、高さ1メートル近くまで水につかった。15日は泥にまみれた家具を外に運び出す人の姿が多く見られ、同市三番町で染物店を経営する福井規悦のりよしさん(56)は「法被やのぼりの商品サンプルなどが駄目になった。営業を再開できるかが不安だ」と話した。

 水戸市では、那珂川や支流の氾濫で同市飯富町や岩根町など広範囲が浸水したため、15日も排水作業が続いた。通行止めが続く国道123号周辺の水位も下がったが、舗装などの確認が必要で通行止め解除のめどはたたないという。

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846834 0 国内 2019/10/16 05:00:00 2019/10/16 05:00:00 2019/10/16 05:00:00 水が引いて被害があらわになった自宅で片付けを行う夫婦※携帯が不調で人名を記者から聞けませんでした。地方部に確認してください(15日午後0時46分、長野市で)=関口寛人撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/10/20191016-OYT1I50017-T.jpg?type=thumbnail

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