ペンギンも横断歩道前で一時停止、左右の安全確認
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年末の交通安全県民運動(12月1~10日)を前に、鳥羽水族館(三重県鳥羽市)で30日、県警の交通安全PRキャンペーンが開かれ、同館のペンギンたちが運動に一役買った。
日本自動車連盟(JAF)の調べによると、信号機のない横断歩道で歩行者が渡ろうとしている時に一時停止する車の割合は、県内では3.4%と全国で最低だった。こうした現状や交通安全を訴えるため、同館の協力で人気のペンギン散歩の特別版を実施。フンボルトペンギン12羽が、館内に設けられた横断歩道の手前で一時立ち止まり、左右の安全を確認して渡った。
両親と一緒に来た大阪府吹田市の男児(4)は、「ペンギンの交通安全PRが面白かった。横断歩道を正しく渡りたい」と話した。
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