「被爆建物、残せないか」ツアーで解体残念がる声

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県が2棟の解体方針を示した旧広島陸軍被服支廠を見学する参加者ら(広島市南区で)
県が2棟の解体方針を示した旧広島陸軍被服支廠を見学する参加者ら(広島市南区で)

 広島県が3棟のうち2棟の解体方針を明らかにした広島市南区の「旧広島陸軍被服支廠ししょう」など、市内の被爆建物を巡るツアーが7日行われた。市の主催で、参加者からは「何とか全体を残せないのか」と、被服支廠の2棟解体を残念がる声が聞かれた。

 被服支廠は市内に残る最大級の被爆建物で、原爆の爆風でゆがんだ鉄扉がそのまま残る。老朽化し、倒壊の恐れがあるため、県が所有する3棟のうち2棟を解体し、残り1棟の外観のみを保存する方針を4日に明らかにしたばかり。

 この日のツアーには約30人が参加。特別に許可を得て敷地内に入り、案内した専門家から「血のついた軍服をリサイクルするため、ここで洗っていた」などと説明を受けていた。

 同市中区の主婦(69)は「原爆の恐ろしさを伝える貴重な建物。実物を初めて見て、全棟を残してほしいと強く思った」と話した。

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939018 0 国内 2019/12/08 18:22:00 2019/12/08 18:22:00 2019/12/08 18:22:00 山下さん(左)の説明を受けながら旧被服支廠を見学する参加者(広島市南区で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/12/20191208-OYT1I50017-T.jpg?type=thumbnail

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