バス停の危険度、事故リスクをランク分け…来年3月までに公表
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横断歩道のそばに存在する「危険なバス停」の問題で、国土交通省は、全国のバス停の事故リスクを3段階程度にランク分けし、来年3月までに順次公表していく方向で調整に入った。赤羽国土交通相が17日の閣議後記者会見で明らかにした。危険なバス停の付近では小5女児が亡くなる事故も起きており、赤羽氏は「安全性を確保できるようしっかりと取り組みたい」と述べた。
国交省は今後、同省の出先機関を事務局に、バス事業者や自治体、警察などによる「合同検討会」を全都道府県に設置。各合同検討会は、来年1月頃までに、横断歩道に車体がかかるなどの危険なバス停をリストアップし、対策の優先度をランク分けする。その判定結果を公表後、優先度に応じて移設などの安全対策を進めていくという。
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