戦時中の沈没船に残る「海没遺骨」収集を検討へ…厚労省

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 厚生労働省は18日、戦時中に太平洋などに沈没した艦船や徴用船の中に残されている「海没遺骨」の収集を検討することを明らかにした。戦後75年となる来夏までに有識者や外務省などと協議し、最終判断する。

 厚労省などによると、戦艦などの旧海軍艦船や、兵士や物資などの輸送のために使われた民間の徴用船のうち、海外で沈没した船は約2300隻に上る。政府の戦没者遺骨収集事業では、これまでに少なくとも約1000柱を沈没船から収容したが、いまだに収集されていない海没遺骨は約30万柱に上るという。

 船の引き揚げに費用がかさむなどの理由で本格的な実施は見送られてきたが、まだ収集されていない戦没者遺骨(約112万柱)のうち海没遺骨が3割弱を占めることや、海中にある遺骨は保存状態が良く、DNA鑑定による身元特定が可能なことから、厚労省は収集を検討することにした。

 政府は今月、厚労、外務、防衛の3省と内閣官房を中心に関係省庁連絡会議を設置し、遺骨収集の推進戦略に海没遺骨の検討を盛り込んだ。浅い海底に残された船を中心に、ダイバーが船内に入って遺骨を集める方法を想定しているという。

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958770 0 社会 2019/12/18 20:38:00 2019/12/18 21:52:20 2019/12/18 21:52:20

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