運転手が新型肺炎感染、バス乗客「奈良公園を散策」

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 中国・武漢市への渡航歴がない日本人で初めて新型コロナウイルスによる肺炎の感染が確認された奈良県在住の男性バス運転手(60歳代)について、荒井正吾知事は29日、男性が運転するバスのツアー客が今月16日と22日、奈良市の奈良公園に、約1時間ずつ立ち寄っていたことを明らかにした。

 県が29日午前、県庁で開いた対策本部会議で明らかにした。

 県によると、バスは12日、成田空港で武漢市のツアー客を乗せて各地を巡り、16日に関西空港で客を降ろす直前、奈良公園を訪れた。18~22日に中国・大連市からのツアー客を乗せた際も、22日に立ち寄った。県は他のルートについては明らかにせず、「判明したルートは関係自治体に伝え、公表は各自治体の判断に委ねる」としている。

 客が公園一帯を散策している間、男性はバス車内で待機していたという。

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