福島県産米の全量全袋検査、新年度から抽出検査に…避難指示市町村除く

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 東京電力福島第一原発事故後、福島県産米の放射性物質濃度を調べるために県が実施している全量全袋検査について、県は5日、新年度から大部分の地域でモニタリング(抽出)検査に切り替えると発表した。県内59市町村のうち、原発事故による避難指示が出た12市町村で生産されるコメは全量全袋検査を継続するが、それ以外の地域は抽出検査になる。

 コメなど食品中の放射性セシウム濃度に関する国の基準値は1キロ・グラムあたり100ベクレル。県内では、原発事故後に収穫された2011年産米で、当時の暫定規制値の同500ベクレルを超えるコメが相次いで見つかり、12年産米から全ての米袋をチェックする全量全袋検査が始まった。

 県はこれまでに約8160万件の検査を実施。基準値超は101件(12年産71件、13年産28件、14年産2件)あったが、15年産以降はゼロが続いていた。県は18年3月、「5年連続で基準値超ゼロ」となれば抽出検査に切り替える方針を表明。19年産米の検査が99%終了し、基準値超がなかったことから、県は条件を満たしたと判断した。

 抽出検査への移行により、検査件数は年間約1000万件から1000件程度に減る見通し。検査費用も19年度の52億円から、20年度は8割減の8億円になるという。

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1039303 0 国内 2020/02/05 23:50:00 2020/02/06 05:28:43 2020/02/06 05:28:43

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