虐待疑われる子ども、過去最悪の9万人超…警察が児相に通告

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 児童虐待の疑いがあるとして全国の警察が昨年1年間に児童相談所(児相)に通告した18歳未満の子どもの数は、前年比1万7590人増の9万7842人(暫定値)に上り、統計を取り始めた2004年以降、初めて9万人を超えて最多となったことが6日、警察庁のまとめでわかった。また、刑法犯の認知件数は同6万8715件減の74万8623件(同)で、戦後最少を5年連続で更新した。

 警察が児童虐待を認知するきっかけは、子どもの泣き声やどなり声などを聞いた周辺住民からの通報が多い。警察庁は「児童虐待への関心の高まりで通報が増えている」と分析。全国の警察本部にも、児童虐待が疑われる事案を把握した場合は速やかに児相に通告するよう指示している。

 通告の内訳は、子どもの面前で両親が暴力を振るったり、暴言を吐いたりする「心理的虐待」が7万441人で最も多く、全体の72%を占めた。次いで暴行などの「身体的虐待」が1万8219人、食事を与えないなどの「育児放棄(ネグレクト)」が8920人、「性的虐待」が262人だった。摘発件数も過去最多となり、前年比577件増の1957件だった。

 一方、刑法犯の認知件数は03年以来、17年連続で減少。特に全体の36・5%を占める路上強盗や自転車盗などの「街頭犯罪」(27万2972件)は前年比11・5%減、殺人や強制性交などの「重要犯罪」(9899件)は同6・1%減だった。警察庁は「官民一体となった犯罪対策の推進や、防犯機器の普及などが着実に効果をあげている」と分析している。

 また、ドメスティック・バイオレンス(DV)に関する警察への相談や通報などの件数は前年比4719件増の8万2201件(暫定値)で、01年の配偶者暴力防止・被害者保護法(DV防止法)施行以降、最多を更新。うち78・3%が女性の被害者だった。

 ストーカーの相談件数は同645件減の2万911件で、2年連続で減少した。

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1039794 0 社会 2020/02/06 11:11:00 2020/02/06 15:43:22 2020/02/06 15:43:22 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/02/20200206-OYT1I50049-T.jpg?type=thumbnail

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