首里城で正殿などの復元作業始まる…一般公開へ
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昨年10月に火災が起きた那覇市の首里城で10日、国による正殿などの復元に向けた作業が始まった。今後は安全性を確保した上で、作業の様子を一般公開する方針。
この日は建物の骨組みが残る北殿や、一部が焼損した奉神門に作業用の足場を搬入して組み立てた。がれきを撤去するための重機も初めて投入。がれきの撤去後、北殿などの解体に着手する。修復作業に参加するボランティアも募る予定で、現場に残る瓦の一部を展示することも検討している。
現場を視察した沖縄県の玉城デニー知事は、見学者用の仮設通路などを設置する考えを示し「立ち上がっていく首里城の様子を県民や観光客に見ていただきたい」と話した。
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