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伊勢・赤福のグループ会社、暴力団の代紋入り焼酎販売…指示した会長が引責辞任

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 赤福餅で知られる三重県伊勢市の老舗和菓子メーカー「赤福」のグループ会社が2000~12年、暴力団の代紋などが陶器製のボトルに刻印された焼酎を製造、販売していたことが分かった。赤福の浜田益嗣ますたね会長(82)の指示で行われており、浜田氏は責任を取って赤福などグループ6社の役員を1月16日付で辞任した。

 持ち株会社「浜田総業」によると、グループ会社の「伊勢萬」は暴力団の代紋や「名古屋弘道会」などの文字がボトルに入った焼酎など計8180本を製造。反社会的勢力の関係者に販売し、約1500万円を売り上げていた。

 1990年代初めに浜田氏が宴席で知り合った反社会的勢力の関係者から受注し、社内で問題視する声が上がっても、浜田氏の指示で製造が続けられたという。取引は外部の指摘で12年に停止された。

 昨年12月、この取引を持ち出して、伊勢市の男(68)が浜田総業から現金を脅し取ろうとする事件があり、同社が県警に被害届を出し、弁護士らによる第三者委員会を設けて取引の経緯を調べていた。

 浜田氏は取引相手が反社会的勢力だと認識していたとみられる。浜田総業の西田宏治常務は「ご迷惑とご心配をおかけし、心よりおわび申し上げる。今後も反社会的勢力の排除に努める」と述べた。

 浜田氏は07年に売れ残った赤福餅の消費期限などの改ざんが発覚し、営業禁止処分を受けた責任を取って会長を辞任。17年に復帰していた。

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